全国には、雨戸をしまう所などに漆喰で装飾を施す鏝絵(こてえ)というモノがあるみたいですが、
こちらは、あまり色はついてなくて、シンプルにポツンと。
でも、いろんな形があり、面白いんです。
もちろん倉として米などをしまう目的で作られ、
今から四代、五代ぐらい昔の方が建てたそうです。
しかし戦時中は、その目立つ白い外観から、
空襲にあってしまうんじゃないかと言う事で、
隠すために黒くコールタールで塗りつぶしたそうで、
今も所々にその跡が残っているお宅も。
黒く塗りつぶすのが嫌だった方は、
ムシロを被せて発見されるのを防いだそうです。
しかし中には、せっかく綺麗に白さを守ったにもかかわらず、
屋根を葺き替える時に、前より小さい屋根になってしまったお宅もあるようです。
現在の持ち主の方(子孫)も、屋根を葺き替えた業者も、その事を知らなかったそうです。
話を聞かせていただいたお年寄りは、大きい屋根の威厳さが無くなったと残念がっておられました。
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